Overview
aPLIの開発で再設計された主なパーツは下記のようなものがあります。膝のインパクトエリアを円形にし、関節の形状も改良したことから可動部の性能が向上しました。また膝部靭帯の損傷計測を行う変位計のワイヤー配置を見直したことで、より人体特性に忠実なインパクターとなりました。SUBP(人体胴体質量部Simplified Upper Body Part) にはバラストを追加することで、大腿骨の応答を改善し、上体部の損傷リスク評価を可能にしました。また、DAS (データロガー:Data Acquisition System) を安全な配置に取付けることも実現しました。aPLIのフレッシュは単一部品となり、人体により近い質量分布への貢献とともに作業性も向上させました。
aPLIはISO/TC22/SC36/WG5&WG6のラウンドロビン評価により最終決定されます。
CAEモデル
aPLIのCAEモデルは日本CDH株式会社 (https://www.cdh.co.jp/jp/software/atdmodels/aPLI/)からご購入いただけます。
認証と校正
aPLIはISO 17025の認定を受けたセルボンドのイギリス本社にあるATDテストラボにて校正・認証をしています。また、2021年6月より弊社の日本ATDラボで校正が可能となります。セルボンド製試験治具も販売しておりますので、ぜひご検討下さい。
取扱説明書
取扱説明書はハードコピーとPDF形式で納品されます。